佐世保市のひなた動物病院 ひなた動物病院

佐世保市、ひなた動物病院の症例集
症例について
症例について

症例
症例

足を舐め続ける (異物による指間膿瘍)

犬に関する症状
罫線

 ワンちゃんを飼っていると足を舐める、噛むといった行為を見かけると思います。
そういった行為は病的なものから心理的なものまで原因は様々です。
今回の症例は6歳男の子で、右前足を舐め続けるということで来院されました。
肉球の間が腫れてそこに膿が溜まっており、皮膚検査では細菌が検出されました。
image3
 細菌による皮膚病と考えて抗生剤を処方、原因となる細菌をなくそうとしたのですが、2週間経っても状態は変わりませんでした。
治療の効果がないということで、別の原因を考えなければなりません。
異物の存在や腫瘍なども考えられます。
そこで麻酔をかけて検査を行うことにしました。
すると患部を圧迫したとともに膿と一緒に植物のノギが出てきました。
image2
image5
このノギが原因で痒みを引き起こし足を舐めていたようです。
 足を舐めるという日常的で何気ない行為に今回取り上げたような原因が隠れているなんてことを家で見つけるのはなかなか難しいかもしれません。
もし足を絶えず舐め続ける、なんか赤く腫れてるなと気になった時は気軽に診察に来てくださいね。
清瀬

マーキングかな?それとも頻尿?(尿道結石による尿道閉塞)

犬に関する症状
罫線

 去勢をしていない男の子はマーキングという行為をします。
足を上げて少しづつ尿をするのですが、幼いころからそうですからご家族も気にしないことが多いと思います。
ですが時として病気が潜んでいることもあります。
とら1
 今回の症例はかなり高齢の男の子(年齢不詳)。ご家族ではない方が「どうも元気がない」とのことで来院されました。
来院時はぐったりしていておなかはパンパン。レントゲンでは尿道にびっしり石が詰まっています。
これではおしっこは少しづつでないと出てきません。これをマーキングと思われていたんですね。
とら2
 おしっこを出せない状態が続くとなく亡くなってしまうこともあります。なのでこの場合一度結石を膀胱に戻さなければなりません。
石垣のように詰まっているわけですから戻すにもちょっとコツがいります。今回はうまく膀胱内に戻ってくれました。
これでとりあえず排尿ルートを確保することが出来ました。後は戻った結石はおなかを開けて摘出します。
とら3
 大きな結石はご家族が記念に持って帰られました。残りの結石で成分分析。今後の予防策を講じる訳です。
 去勢をしていない男の子はマーキングをするのが当然です。ですが今回のように実は排尿障害が潜んでいることもあります。
もし元気がなかったり「随分おしっこいきんでいるなぁ」と思われることがあれば一度病院で確認してみる必要があるかもしれませんね。

12